納豆パワーで身体づくり
納豆は栄養分も高く、アスリートにとって身体づくりの味方
身体づくりのためには毎日の食事で自分の身体に必要な量のタンパク質をとることが大切です。タンパク質といえば肉・魚・卵などが代表的なものとして思い浮かびますが、これに追加して手軽に食べられる納豆もおすすめです。
【納豆に含まれる栄養素】
アスリートは1日に体重×2(g)のタンパク質をとるとよいとされていますが、納豆は1パック(50g)あたり約8.25gのタンパク質を含みます。納豆を三食に必ず食べるようにするとこれだけで約25gとることができます。また納豆菌によってタンパク質はあらかじめ消化吸収のよい形(ペプチド)に分解されているので体内への吸収が早く、必要とされる細胞により早く栄養分を供給することにつながります。これに加えて食物繊維を多く含むほか、ビタミンやミネラル分も豊富に含まれているので、栄養バランスを整える意味でも非常に重宝する食品であるといえるでしょう。
【納豆にちょい足し】
納豆のパックに付属のたれやカラシを混ぜて食べることが多いと思いますが、かつお節を一緒にまぜて食べるとかつお節のうまみとともにタンパク質もより多く摂取することが出来ます。またこれにごま油を少し垂らして混ぜると、ごまの風味が食欲をそそり、脂質によるエネルギー源もとることができます(かけすぎは禁物)。醤油やたれなどの味に飽きたときにオススメしたいのがポン酢です。ポン酢を混ぜて食べるとサッパリした味わいになります。ピリッと辛いもので食欲を刺激したいときにはラー油や七味唐辛子、キムチなどを混ぜてもいいですね。
【加熱処理には注意しよう】
納豆は加熱処理を行うと納豆に含まれる酵素であるナットウキナーゼの働きが弱くなると言われています(70度前後)が、熱々のご飯にのせることはそこまで温度が上がらないので問題ありません。いろいろと食べ方を工夫しながら、納豆を身体づくりに役立ててみてくださいね。
参考サイト)カロリーSlism
文:西村 典子
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