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【動画】47年ぶりに大会タイ記録達成 徳島の新鋭・阿南光にいた144キロ左腕が凄い

2022.04.05

 3日に決勝戦が行われた春季徳島県大会。優勝を飾った徳島商は、センバツ出場校・鳴門とチャレンジマッチを9日に行うが、勢いに乗っているのは準優勝した阿南光だ。

 平成30年に再編統合で誕生した学校で、2021年の夏の甲子園にも出場したことで、記憶に新しい人も多いだろう。その阿南光にいる逸材が、森山暁生投手(3年)である。

 2021年の夏、徳島大会から夏の甲子園まで1人で投げ切ったことでも話題になった投手だが、その実力は本物だ。
 最速144キロを計測する真っすぐはうなりを上げるようにミットまで届き、多くの打者を力でねじ伏せた。

 加えて変化球でも勝負できることが大きく、徳島県大会では準々決勝で池田辻相手に20奪三振を記録。47年ぶりに大会記録に並び、名実ともにプロ注目の投手としてふさわしい活躍を見せた。

 県大会は準優勝に終わり、四国大会は出場できず。残すところは夏の大会だけだが、前年優勝校として連覇、そして今度こそ甲子園で1勝をつかめるか。自身の評価を高める意味でも、森山の今後は要注目だ。

 森山の投球など、阿南光に迫った動画は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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