【動画】47年ぶりに大会タイ記録達成 徳島の新鋭・阿南光にいた144キロ左腕が凄い
3日に決勝戦が行われた春季徳島県大会。優勝を飾った徳島商は、センバツ出場校・鳴門とチャレンジマッチを9日に行うが、勢いに乗っているのは準優勝した阿南光だ。
平成30年に再編統合で誕生した学校で、2021年の夏の甲子園にも出場したことで、記憶に新しい人も多いだろう。その阿南光にいる逸材が、森山暁生投手(3年)である。
2021年の夏、徳島大会から夏の甲子園まで1人で投げ切ったことでも話題になった投手だが、その実力は本物だ。
最速144キロを計測する真っすぐはうなりを上げるようにミットまで届き、多くの打者を力でねじ伏せた。
加えて変化球でも勝負できることが大きく、徳島県大会では準々決勝で池田辻相手に20奪三振を記録。47年ぶりに大会記録に並び、名実ともにプロ注目の投手としてふさわしい活躍を見せた。
県大会は準優勝に終わり、四国大会は出場できず。残すところは夏の大会だけだが、前年優勝校として連覇、そして今度こそ甲子園で1勝をつかめるか。自身の評価を高める意味でも、森山の今後は要注目だ。
森山の投球など、阿南光に迫った動画は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。