残り5枠の支配下登録を勝ち抜く!最速150キロの剛腕・與那原 大剛(巨人)が無失点の好投!
與那原 大剛(普天間)
16日、巨人は横浜DeNAとオープン戦を行った。これまでの練習試合と違って初の有料試合。
巨人は1対4で敗れたが、その中でも収穫があった。190センチの剛腕・與那原 大剛(普天間出身)が1回無失点の好投を見せたのだ。
普天間高校時代は最速148キロのストレートを投げる剛腕投手として注目され、最後の夏は1回戦で八重山商工と対戦し、延長10回まで2失点に抑える力投。最速146キロをマーク。雷雨により再試合へ。再試合では被安打7本を打たれながら要所を締め9奪三振を奪う快投で完封勝利。準々決勝で敗れたが、最後の夏の快投が評価され、巨人から3位指名を受ける。
しかし入団後はケガや手術もあり、2019年から育成選手としてスタートし、アジア・ウインターリーグも経験し、支配下登録復帰を目指していた。
キャンプがスタートし、與那原は精力的にアピールし、右腕33人の競争を勝ち抜き、育成右腕の沼田翔平とともに一軍抜擢。この試合でも常時140キロ中盤の速球とキレのあるスライダーを武器に無失点の好投を見せた。
昨年は最速150キロも計測した剛腕はアピールを続けることはできるか。現在、支配下登録人数は65人。支配下復帰へ向けてさらにアピールを続けていきたい。
(記事=河嶋 宗一)
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