東京六大学の野球部員によるオンライン塾「BASEBALL STUDY」が開講 球児の文武両道と進路実現をサポート
野球部に所属する球児のみが受講できるという、そんな一点突破のオンライン塾が6月1日からスタートした。それが「BASEBALL STUDY」だ。
小中高の野球部、またシニア・ボーイズなどの中学硬式クラブチームに所属する球児に特化したサービスであることにまず驚かされるが、それ以上に驚きなのが授業を行う講師が東京六大学野球連盟に加盟する大学の野球部員たちである点だ。
サービスを立ち上げたのは、秋田県秋田市で学習塾を運営する株式会社Educe Japan。代表の須合啓氏は、商業科教員として12年間教壇に立ち続けたキャリアを持ち、また高校野球の監督としても指導を行っていた。
BASEBALL STUDYを立ち上げた須合啓氏
須合啓氏は「BASEBALL STUDY」の立ち上げにあたり、東京六大学の野球部員が直接指導を行うことで、勉強していく中で一番大切なのでモチベーションの維持の狙いがあると話す。
「東京六大学野球は、文武両道で学力も高い中で選手としてもスキルアップをしてきた選手が多いと踏んでいます。
野球部の子は誰から教わると一番いいのかなと考えた時に、東京六大学の選手たちが球児の学習サポートコーチもすることによって、勉強以外の面でもところでもプラスになるなと考えました」
「BASEBALL STUDY」では受験科目の学習だけでなく、進路のアドバイスも行うことで受講生の進路実現をサポートしている。まずはこれまでのテストや校外模試、成績表を把握して、現在の実力と将来の希望をヒアリングする。
その上で、将来の希望を叶えるために必要なものや足りないものを選手に伝え、目標到達までの計画を立ててあげるのだ。
東京六大学の選手から授業を受ける様子
「例えば、今回入校したある球児は将来は体育科か社会科の教員になり、母校に戻って甲子園に導きたいという目標がありました。当初は国立の教育大学を志望していましたが、元高校の教員の立場から考えると、本当は日体大や東海大がいいんじゃないかなと。
学力的にも、2教科か3教科に絞って勉強した方がプレッシャーも少なく、学力に見合ったものになるのではないかと提案して、その中で選手に選択させてこちらがしっかりと学習計画を立ててあげます」
学習計画を立てることで、選手の時間を可視化でき、また勉強を継続して行えるような管理もできる。選手の保護者からも、高い評価をいただいていると須合氏は話し、サービスに自信を見せる。
「やっぱり学び続けることによって、野球でも成果を残すことに繋がると思っています。
またどのスポーツの分野でも、スポーツ選手としての寿命は短くその後の人生が大事です。
勉強をやる習慣が、最終的に自分のキャリア形成に繋がっていくんだということを伝えていきたいですね」
▼BASEBALL STUDYの紹介
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