昨夏決勝カードが初戦で実現!5季連続優勝中の近江か?昨夏の雪辱を狙う光泉カトリックか?
近江と光泉カトリックが激突
7月24日に初戦を迎える5季連続優勝中の近江。初戦の対戦相手は昨夏準優勝の光泉カトリックに決まり、昨夏の決勝戦の再現となった。昨夏の決勝では、7回まで0対0、8回に内野安打で1点をもぎ取った近江が1対0で白熱の投手戦を制した。今年も昨年に負けず劣らずのプロ注目の逸材が存在する。
近江はプロ注目の遊撃手である土田 龍空が木製バットで大会に臨むことを明言している。既に練習試合で本塁打を放つなど、適応力を見せており、木製バットでも持ち前の打棒を発揮してくれそうだ。1年夏から正遊撃手の座を掴み、甲子園でも攻守にハイレベルなプレーを見せた土田は、高校最後の夏にどのようなプレーを見せてくれるのか注目したい。
一方の光泉カトリックは今年も最速150キロ右腕・森本修都、140キロ右腕・中植樹一郎、滋賀県選抜に選ばれた松田 陸とタレントが揃っている。打の中心選手でもある森本は、冬のトレーニングで球速かアップし、今年5月の自主練で150キロを計測した。
現時点では、公式戦での投手としての経験が乏しいため、実力は計り知れない。また、打者としても、7月5日の時点で高校通算17本塁打の長打力は魅力的だ。森本も土田と同じく、高卒プロ入りを目指している。
ここでの活躍次第では一気に全国に名を轟かせるかもしれない。森本が投打に渡ってどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか注目したい。
特別な夏となった今回の大会。初戦から繰り広げられる熱い戦いから目が離せない。