試合レポート

高知東vs室戸

2010.08.29

2010年08月24日 高知市営球場

高知東vs室戸

2010年秋の大会 第54回高知県選抜高等学校野球大会 1回戦

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下司達也投手(高知東2年)

エース欠いた室戸、高知東に及ばず

今夏の高知大会2回戦では0対1と惜敗するも優勝した明徳義塾打線をわずか3安打に抑え込み、高知県屈指の左腕であることを証明した北川和矢(2年)。しかしこの試合、彼の姿はマウンド上でなくファーストベース上にあった。

その理由は「秋季大会までには問題はないと思うが、本人から肩甲骨に痛みがあると話があった」(大利惠輔監督)ことによる登板回避。代わりに登板したのは「手元で伸びるボールはあるし、いいものは持っている」と監督も期待をかける1年生右腕・大海康平であった。

しかし大海は公式戦初登板の緊張からか、5回で10安打を浴び5失点。6回からは4番・センターの西村友志(2年)がリリーフ登板し3回を1失点でしのいだものの、打線が高知東の右サイドースロー・下司達也(2年)の前に11安打を放ちながら3得点に留まり、室戸は今大会1回戦で姿を消すことになった。

ただし、先述の通り北川は秋までには実戦復帰予定。活発な打線に見るべきものがあった高知東と共に、秋季県大会では台風の目になる予感が漂う。

(文=寺下 友徳


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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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