法政大学高等学校(東京)
東京都三鷹市に所在する法政大高は、歴代11位の通算474本塁打を放った田淵 幸一氏(元阪神-西武)をはじめ、これまで4名のプロ野球選手を輩出してきました。歴史と伝統のある法政大高野球部。昨秋はベスト4入りし、この春も躍進を期待されましたが、初戦敗退を喫し、夏はノーシードでむかえることとなりました。秋以上の結果を残すために日々、どんなテーマで練習に取り組んでいるかを伊原 東吾主将に語っていただきました!
チーム基本情報を紹介!
■ 法政大高の伊原 東吾君(学年:3年/役職:主将)にお話をうかがいました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生が24人、2年生が11人、3年生が21人の合計56人です!
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか?
15時30分から19時までです。
Q. では練習グラウンドの環境を教えてください。
平日は学校のグラウンドで他部と共用していて、基本的にグランドの半面か1/4の使用です。土曜・日曜・祝日は大学野球場を午後~日没まで使わせてもらったり、対外試合で相手校に出向くことも多くあります。
[page_break:今年のチームについて]今年のチームについて
伊原 東吾主将(法政大学高等学校)
Q. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
粘り強さ、投手を中心にした守り、機動力や小技を絡めた攻撃、この3つです!
Q. 今は夏に向けて、何を課題として練習を行っていますか?また、秋・春からチームとして成長したと感じることを教えてください。
夏に向けてチーム全体で「甲子園」を意識して練習しています。秋・春では確実な攻めをしていましたが、アグレッシブな攻めに変化させています。このチームは秋の大会で自信をつけ、上のレベルを目指せるようになったんです!
Q. そうでしたか!では上のレベルを目指せるようになってから挑んだ春季大会を振り返って収穫になったこと、課題になったことを教えてください。
まずは試合前の雰囲気作りを見直していくことが必要と感じました。夏の大会は一発勝負なので、チームの雰囲気をよい雰囲気に持っていくことが課題です!
Q. 佼成学園との試合(試合レポート)を通じてこの部分は夏までに鍛えていかなければいけない、と感じたところはありますか?
好投手の攻略の仕方、エラーやミスを2つ続けないということ。それと、流れの作り方を鍛えていきたいですね!
小松 陽真選手(法政大学高等学校)
Q. 実戦的ですね!夏を迎えるにあたってどんな気持ちで練習していますか?
一日一日がとても大切で、次が泣いても笑っても最後の大会です。悔いが残らないよう日々全力で力を出し切る気持ちで練習しています!
Q. このチームのキーマンを教えてください。
小松 陽真です。
チームのエースで4番。投打において高いレベルでプレーできる選手だと思います。
ピッチングは低めのコントロールがよく、投球でチームの流れを変えたり、良くしたりすることができるんです!
続いて法政大高の副主将コンビ、石田 倫太郎君と細田 純生君にお話をうかがいました!
石田 倫太郎副主将(法政大学高等学校)
Q. 高校野球のどんなところが好きですか?
石田 倫太郎(以下「石田」):どんな強いチームでもスキがあり、何が起こるか分からないところです。
細田 純生(以下「細田」):チーム一丸となって甲子園に向けて一生懸命になれること。夢舞台である甲子園でプレーするチャンスがあること、です!
Q. 一番好きな練習は何ですか?
石田:試合形式のノックが好きです!
細田:僕は、バッティング練習!平日は学校での練習で、人工芝の限られた場所での練習ですが、ゲージを出してのバッティング練習が一番の楽しみです!
Q. 一番きついと感じる練習は何ですか?
石田:冬場の陸上競技場でのラントレはキツいです…。
細田:僕も冬場のラントレです。インターバルの300メートル走!冬の時期に、野球場での練習後に競技場でやるんです。
細田 純生副主将(法政大学高等学校)
Q. 陸上競技場でやるんですか?!本格的ですね。では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか?
石田:浦和学院。全国レベルのチーム力、全国で通用する左ピッチャーと対戦してみたいです!
細田:東海大菅生です。秋大会(試合レポート)でのリベンジがしたい!
Q. 一番好きな応援歌は何ですか?
石田:東海大菅生の「菅生ミックス」です!
細田:「チャンス法政」です!自分たちの応援の中でも一番盛り上がれる曲ですし、色々な学校でも多く使われているんですよ!
Q. 野球をする上でモットーにしている、好きな言葉は何ですか?
石田:「惜しいでは勝てない」と思っています。
細田:「ここぞの集中力」です。試合などで大事な場面がきたとき、日頃の練習の成果を出すことができるかどうかが、勝つか負けるかだと思います。ここぞの場面で力が出せるように日々練習しています。
指導者が語る!このチームの強み
■植月 文隆監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってから、どのようにチームを作り上げ、また夏に向けてどんなチームを目指してきたのでしょうか?このチームの強みとともに、教えてください。
今年はチーム一丸となり、粘り強く戦えるチームを目指しています。
夏に向けては好投手から5点以上得点できる攻撃力と確実性の高い守備力の強化に取り組んでいます。
このチームの強みは大会で勝ち進んでいく経験をしていること。夏は秋以上の結果になるよう、一日を大切に日常生活や練習に取り組んでいきたいです。
お話を聞かせていただき、ありがとうございました!