高校通算2本塁打が社会人屈指のスラッガーへ成長。今川優馬(東海大四出身)は稀有な存在だ
北海道日本ハムに6位指名を受けた今川 優馬(東海大四出身)
近年、社会人野手の指名が厳しいものとなっている。今回指名を受けたのは以下のの3人だけだった。
北海道日本ハム6位 今川 優馬 (東海大四<
現東海大札幌>−東海大札幌キャンパス-JFE東日本)
阪神6位 中野 拓夢 (日大山形−東北福祉大-三菱自動車岡崎)
中日6位 三好大倫 (三本松-JR西日本)
社会人野手が指名をされるには、即戦力で活躍できるか、シビアに判断されていることが分かる。
その中で今川はスラッガータイプとして期待される。公式戦やオープン戦を含めると通算30本塁打を超えるという。高校では2本塁打しか打てなかった男がここまで成長できるのは珍しい。同時に指名を受けた三好は四国屈指の左腕、中野も甲子園出場を果たしたバリバリの内野手だった。いわゆる這い上がってここまでの地位に上り詰めた選手だ。
ファン思いの選手でかなり人気も高い。ドラフト指名時の喜ぶ姿は多くのファンの感動を呼んだ。ぜひ北海道日本ハムで人気選手になることを期待したい。