田淵幸一ら新たに3名が野球殿堂入り!母校の直近の戦績は?
14日に2020年の野球殿堂入りの発表が行われ、競技者表彰として田淵幸一氏、特別表彰で前田祐吉氏と石井連藏氏の計3名が新たに殿堂入りを果たすことになった。これで正力松太郎氏から数えて207名となったが、3名それぞれの母校の近年の戦績はどうなっているのか。簡単に見ていきたいと思う。
まずは田淵氏から。高校は法政一高、現在の法政大高出身。法政一高時代には4度の甲子園出場経験を持つ古豪だが、近年では2014年の秋季東京都大会でベスト4進出。準決勝で勝俣翔貴(国際武道大-オリックス)擁する東海大菅生に敗れたが、4強まで勝ち上がった。直近の秋季大会では初戦で帝京に敗れたが、都大会まで進出し、春も都大会から戦うこととなっている。
そして石井氏は水戸一高で高校時代はプレー。水戸一高も過去に甲子園出場の経験を持つ学校だが、夏は2回戦、秋は県大会に進むも2回戦で敗退している。今後の巻き返しに期待したい。
最後に前田氏は城東中、現在の高知追手前出身。前田氏が現役の頃に全国大会出場経験を持つが、直近では2017年の秋に高知県大会で3位に入り、四国大会に出場。存在感を示すと、翌2018年の夏の高知大会ではベスト8進出と、1つ結果を残している。昨秋は2回戦に終わったが、再び上位進出を虎視眈々と狙う。
どの3校もこれまでに結果を残している古豪だからこそ、今回のニュースをきっかけに再び奮起して聖地に足を踏み入れて欲しいところだ。