福井国体、4チームが1位扱い？
福井国体 始球式時：左 根尾 昂（大阪桐蔭）
福井国体、4チームが1位扱い？
福井国体が始まりました。
特別競技の高校野球硬式は、台風24号の影響で日程が大きく変わり、今回は２回戦までを行って大会を終了。ベスト４に残った４チームを１位扱いとすることが発表されました。
４校が１位扱いになるのは、1979年の宮崎国体以来。当時は春夏連覇を達成した箕島の他、都城、浪商、浜田の4校が１位扱いとなりました。
なお、国体の高校野球硬式では、準々決勝(２回戦)が消化できない場合は、優勝校なしという大会規定があります。特別競技のため予備日が設定されていない、国体高校野球ならではの規定ですよね。
さて、記録によると、国体の高校野球硬式が正式競技だった時代もあります。
戦後すぐの第１回(1946年)～第３回(1948年)と、第10回(1955年)～第30回(1975年)です。第31回(1976年)から再び公開競技となり、第70回(2015年)の和歌山国体からは特別競技となりました。日本体育協会のＨＰによれば、第81回(2026年)までは特別競技として実施すると書かれています。つまり、このようなケースは、最低でも後8年は続くわけですね
（文：松倉雄太）
