試合レポート

神村学園vs鹿児島玉龍

2021.03.29

7回二死からの6連打・神村学園

 神村学園は2回に8番・田中 拓真(2年)のライト前タイムリー、3回に5番・寶永 陸翔(3年)のセンターオーバー二塁打で2点を先取した。

 鹿児島玉龍は5回表、連続四球を足掛かりに1番・永仮 晃大(3年)のセンター前2点タイムリー、3番・仮屋 慶志朗(3年)のセンターオーバー二塁打で計3点を挙げて逆転に成功した。

 6回表も連続四球で畳みかけるチャンスを作ったところで、神村学園は3番手・逆瀬川 敬(3年)をマウンドに送る。逆瀬川が6、7回を無失点で切り抜け、流れを引き戻した。

 7回裏、神村学園は二死一塁から振り逃げで一三塁とすると、6番・甲斐田 紘整(3年)の内野安打で同点、7番・福田 将大(2年)のライト前タイムリーで勝ち越しに成功した。

 なおも連打が続き、締めくくりは2番・西村 大地(3年)が走者一掃のセンターオーバー三塁打。6連打7得点の猛攻で一気に試合の趨勢を決めた。

 鹿児島玉龍は8回表、7番・吉盛 大将主将(3年)のセンターオーバー二塁打で1点を返し意地をみせたが、9回表は神村学園の4番手・桃北 瑛斗(2年)が三者凡退で打ち取り、シード校の底力を発揮した。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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