佼成学園vs専修大附
初回に4得点も続かない打線
佼成学園は1回裏に打者一巡の攻撃を見せた。
死球と失策で一死二、三塁とすると4番吉田大成(3年)、5番木村拓哉(3年)の連続タイムリーで3点。佼成学園は攻撃の手を緩めず、続く猪野和也(3年)がスクイズを決め、一気に4点を奪った。
2回にはさらに1点を加えたが、これ以降打線がうまく噛み合ない。2回から登板した専修大附の板橋一志(2年)の前に打ち損ねることが多く、12本のフライを上げた。さらに8本の安打を打つも得点はわずかに2だった。
打線がピリッとしない中、2回戦・都立成瀬戦でも登板した磯崎が先発のマウンドに上がった。
1回は難なく三者凡退に抑えるが、2回にエラーも絡み1点を失った。4回には、自身のボークでピンチを招き、専修大附の7番篠原悠甫(3年)にスクイズを決められ2点目を与えた。しかし、その後は二塁を踏ませないピッチングを見せ、専修大附打線を寄せ付けなかった。
終わってみれば6対2と佼成学園は危なげなく勝ったように思われる。
ただ、初回に4点を取れたことは大きかったが、チャンスをうまく得点に繋がらない場面もいくつかあった。
19日(木)の4回戦に向けて打線がどう修正していくか。
(文=編集部)