松陽vs出水中央
投打かみ合う
昨秋4強の鹿児島松陽、今春8強の出水中央。1回戦屈指と言われたカードは、投打がガッチリかみ合った鹿児島松陽が完封勝ちした。
1回一死満塁の場面で5番末吉佑(3年)は、出水中央先発・藤川巧貴(3年)のスライダーで三振に倒れたが、暴投になり、主将の蒲地和希(3年)がホームに滑り込み先制した。
4回には四球と犠打エラーなどで一死二、三塁とすると、7番栫祐太朗(3年)が左中間を抜く長打で2点、相手のミスと1番鮫島雄志(3年)の二塁打でさらにに2点を加え序盤で5対0と主導権を握った。
先発の森岡修一(3年)は丁寧な投球で相手打線に連打を許さず、散発4安打、125球で完封した。
(文=政純一郎)