「圧倒的強打」で甲子園制覇した日大三優勝メンバー2人が戦力外、当時の主将は社会人でいまも現役
2011年、圧倒的な強打で日本一を達成した日大三。12年が経ち、多くのベンチ入り選手が引退したが、今年はNPBに在籍している髙山 俊外野手(阪神)、横尾 俊建内野手(楽天)が揃って戦力外となった。
髙山は通算467試合に出場し、12本塁打、330安打。今季は一軍出場はなかった。そして横尾も、通算286試合で、21本塁打、114安打。22年、23年と一軍出場はなく、二軍ではファームでは打率.288、8本塁打と、成績自体は悪くなかった。
これで11年の日大三メンバーで現役のNPBプレイヤーが来季でプレーできるかは不透明な状態。いずれにしても、この2人が30歳を迎える年で、野球人生の岐路に立っているのは時の流れを実感させられる。
ちなみに現役なのは、当時は主将としてチームを牽引した畔上 翔外野手(Honda鈴鹿)のみ。今季では都市対抗で一塁手部門で優秀選手を受賞。今季も打率3割以上と、レギュラーとして活躍を見せている。
髙山、横尾はNPB球団で現役続行になるのか。それとも畔上も社会人選手として更に長く活躍を続けるのか。注目が集まる。