【センバツ】夏春連続出場校は8校!夏4強神村学園、8強八戸学院光星、神宮王者星稜も!
佐宗翼と髙尾響
26日、センバツ出場校32チームが全て決定し、各校に吉報が届いた。神宮大会優勝校・星稜(石川)はもちろん、大会連覇に挑む山梨学院(山梨)など、秋に結果を残した強豪校が出場する。3月18日の開幕が待ち遠しいところだ。
そんなセンバツに、夏の甲子園に続いて出場する学校が8チームいる。
当然、周りのライバルたちの厳しいマークを突破する春夏連続出場は難しい。しかし、夏の甲子園で躍動するからこそ出遅れる新チームの発足、そして世代交代と違う難しさがある夏春連続出場もやはり難しい。
実際、2023年の夏の甲子園ベスト4のなかで、3校が県大会で敗れ去り、早々に夏を見据えた長いオフを過ごしている。過密日程で戦う難しさがあるなかで、唯一夏の4強の中でセンバツの切符を掴んだのが神村学園(鹿児島)だ。
夏の甲子園を経験した主砲・正林 輝大外野手(3年)など旧チームから主力だった選手たちが、新チームでも牽引。九州大会ベスト4進出を果たして、センバツの切符を掴み取った。
経験者という観点で言えば、夏の甲子園ベスト8・八戸学院光星(青森)も連続出場。旧チームから主力投手だった洗平 比呂投手(3年)、岡本 琉奨投手(3年)の2人のサウスポーが新チームでも活躍。特に洗平は学法石川(福島)との東北大会準決勝で完封勝利と、大一番で好投してみせた。成長した姿をセンバツで見せて欲しい。
ドラフト注目右腕・髙尾 響投手(3年)を擁する広陵(広島)も、夏に続いて甲子園出場。主将・只石 貫太捕手(3年)とのバッテリーで、再び躍進する姿を見せて欲しい。
他にも神宮大会に続いて優勝を狙う星稜、夏の甲子園ベスト16・北海(北海道)など強豪ぞろいだ。どういった活躍を見せてくれるのか、先輩たちの思いも背負って戦い抜く姿を楽しみにしたい。
<夏春連続出場のチーム>
北海(北海道):ベスト16
八戸学院光星(青森):ベスト8
愛工大名電(愛知):1回戦敗退
星稜(石川):2回戦敗退
近江(滋賀):1回戦敗退
広陵(広島):ベスト16
明豊(大分):1回戦敗退
神村学園(鹿児島):ベスト4