ようやく契約更改 佐々木朗希 ドラフト同期11選手の「年俸から見えてくるプロ4年間の活躍度」一覧
ロッテの佐々木 朗希投手(大船渡出身)が、12球団の大トリで今季の契約を更改し、年俸は現状維持の8000万円(金額はすべて推定)となった。メジャーへの挑戦を口にしていた佐々木と球団の話し合いが長期化し、ようやく決着した形となった。
佐々木は2019年ドラフト1位でロッテに入団。この年のドラフトは高校生1位が7人もいたが、2024年の年俸を調べてみた。(単位は万円)
オリックス・宮城 大弥投手(興南出身)16000(△8000)
ロッテ・佐々木 朗希投手(大船渡出身)8000(現状維持)
阪神・西 純矢投手(創志学園出身)3800(△1000)
中日・石川 昂弥内野手(東邦出身)3000(△1500)
ヤクルト・奥川 恭伸投手(星稜出身)2100(▼600)
DeNA・森 敬斗内野手(桐蔭学園出身)1600(▼400)
巨人・堀田 賢慎投手(青森山田出身)630(▼20)
トップはオリックス宮城がダントツで1人1億円の大台を超えている。3年連続2ケタ勝利でチームをリーグ3連覇に導いている活躍が高く評価された。その他、阪神・西純、中日・石川昂も昨年の活躍もあり年俸もアップ。ケガにも悩まされてきた奥川、森、堀田の巻き返しにも期待したい。
高卒以外の「ドラ1」5選手の今季の年俸は以下の通り。
広島・森下 暢仁投手(大分商ー明治大)13000(△2000)
楽天・小深田 大翔内野手(神戸国際大附ー近畿大ー大阪ガス)8500(△3500)
日本ハム・河野 竜生投手(鳴門高ーJFE西日本)5000(△2300)
西武・宮川 哲投手(東海大山形ー上武大ー東芝)2000(▼500)※現ヤクルト
ソフトバンク・佐藤 直樹外野手(報徳学園ーJR西日本)1300(▼100)※現育成選手
森下はプロ1年目からローテーション投手として活躍。小深田は昨季キャリアハイをマークし、盗塁王も獲得している。
プロ5年目を迎える「同期」の活躍に刺激を受けながら、佐々木が今季どのような活躍を見せるのか楽しみになる。