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広島、次世代の正捕手・坂倉将吾が語った本音 「前半は自分のことで必死だった」 侍ジャパンでも活躍なるか

2024.03.06


2024年シーズンが迫ってきた3月、6、7日には侍ジャパンが欧州代表との強化試合が行われる。次世代の注目選手が招集されたが、捕手では坂倉将吾日大三出身)ら3人が呼ばれた。

2023年に侍ジャパンに初招集されるなど、広島の扇の要としてチームをまとめる坂倉。今シーズンも活躍が期待されるなか、自身がブランドアンバサダーを務めるミズノの公式YouTubeチャンネルに登場。西武・炭谷銀仁朗捕手(平安出身)、巨人・大城卓三捕手(東海大相模出身)と、同じキャッチャー同士による座談会に参加した。

2023年シーズンは、102試合でスタメンマスクを被った坂倉。自主トレで共に汗を流していた炭谷の目には「スムーズに戦えていた」と称賛。坂倉の活躍ぶりをほめるも、実際のところは「シーズン後半から上手くできましたが、前半は自分のことで必死だったので、試合の内容を覚えていなかった」と正捕手ならではの苦労を明かしている。

そんな坂倉だが、普段試合で使っているミットは少し特殊。ミット本体と、ウェブを繋ぐ縦のレース(ウェブ紐)が4か所通っているという。通常ならば2ないし3か所のところ、坂倉は1か所余分に通している。
「大きさはオーソドックスなんですが、ウェブはちょっと締まっている、閉じる感覚が好きですし、会沢(翼)さんに4本の方がボールの強さに負けないと言ってもらって、やっています」

小さいところだが、坂倉が捕手として活躍していくためのこだわりの強さが詰まっていると言ってもいいだろう。2024年シーズンはどんな活躍を見せるのか。

坂倉が出演した座談会では、炭谷、大城のミットや防具に対するこだわり。さらには貴重なキャッチングシーンなど見どころが詰まっている。

<動画はこちら>
炭谷選手、大城選手、坂倉選手のこだわり「キャッチャー座談会」

<関連記事はこちら>
球界の名手・炭谷銀仁朗が共同開発 過去1、2を争う小ささでも「本当は誰でも使いやすい」ミットだと断言できるカラクリ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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