松山vs栄北
松山が接戦を制し、夏のシード獲得!
吉田(松山)
伝統校・埼玉松山が北部地区の強豪・栄北との接戦を制し、ベスト16入りを果たした。最後は3番手としてマウンドに登ったエース左腕・吉田健留は力強い投球を見せた。
下半身主導の体重移動からしっかりとテークバックをとっていき、胸を張って、鋭く振り下ろす投球フォームから常時120キロ後半~130キロ中盤(最速133キロ)のストレートは勢いがあり、120キロ前後のスライダーをコンビネーションにする投球を身上とする。投球フォームの土台もよく、大学に進めば、140キロ台を投げ込む速球派左腕へ化けそうな可能性がある。
栄北との接戦を制し、夏のシードを獲得した埼玉松山。次はベスト8を目指して、選抜出場の春日部共栄と戦う。
(記事:河嶋 宗一)