小深田大翔(神戸国際大附出身)が母校訪問!プロ1年目を振り返って「1年目は必死で覚えていない」
後輩たちにメッセージを送る小深田大翔 ※写真提供=神戸国際大附野球部
オフシーズンに入り、多くの選手たちが母校に自主トレを兼ねて挨拶に行く時期になった。東北楽天の2年目・小深田大翔も母校・神戸国際大附に12月23日に帰り、後輩たちにメッセージを送った。
大阪ガスから即戦力で入団し、ルーキーイヤーとなる2020年は112試合に出場して打率.288をマーク。新人ながら打率はリーグ全体で6位に入る好成績を記録。西武の平良海馬(八重山商工出身)が新人王を受賞したが、その候補にも挙がるほどの活躍を見せていた。
劇的な1年を振り返ると、「1年目は必死でしたのでよく覚えていないです。ただ2年目は周りからのマークも厳しくなると思います」と一言。新人王を逃した悔しさも見せながら2年目への覚悟をのぞかせた。
とはいえ、現役球児にとっては偉大な先輩がグラウンドに来たチャンスを逃すまい、と小深田選手を質問攻め。そんな現役球児たちに小深田選手はこんなメッセージを送った。
「自分は高校時代に目立った選手ではなかったですし、身体も大きくなかったです。それでも努力すればここまでできるので、頑張って欲しいです」
以前の取材で小深田選手の高校時代を聞くと、チームの勝利には欠かせない存在だったと青木尚龍監督は語っていた。その後、近畿大、大阪ガスを経てプロへ進んだが、その存在感は今もなお変わらない。努力1つで自分のポジションを確立し、チームに欠かせない存在となった。
そんな小深田選手へ「ベストナイン、ゴールデングラブ賞などのタイトルを取ってほしい」とエールを送ったとのこと。その期待に応えるような活躍を2021年も見せてくれるのか。選抜のかかった神戸国際大附とともに小深田選手の活躍にも注目したい。